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  『科学の読み方 技術の読み方 情報の読み方』 「はしがき」より   
   

(前略)・・・書評の役割はなんだろう。汗牛充棟のなかから面白い本を探して読者に紹介することだ。これは、はっきりしている。
 さて、書評にあたって、私の心掛けたことを紹介しておこう。
 ・ 褒める本しか紹介しない。つまり、つまらない本をわざわざ取り上げて貶す、といった面倒なことはしない。
 ・ 科学の本、技術の本、情報の本といっても、専門家しか読めないような本は敬遠する。ただし専門書という外見をもっていても、読書好きの社会人であれば楽しめるはずの本は選に入れた。
 ・ ロングセラー(ベストセラーではない)になりそうな本を選択した。だから際物はとらない。また読書の楽しみを享受できる本を相手にした。だからハウツー物はやめた。
 ・ できるだけ地味な著者、目立たない出版社の本を選ばせてもらった。私自身、マイナーな著者であり、マイナーな出版社にお世話になっているからである。この点についてはかなり依怙贔屓がある。
 偉そうなことをいったが、私の読書能力は、年に千冊買って、やっと二百冊を通読できれば上々、といった程度の力量。見落としもたくさんあるはず。だから、ここに紹介しない本は読むに耐えない、などというつもりはまったくない。念のため。
 評者は、まず、ここに紹介する本の著者にお礼を申しあげたい。おもしろい本を書いてくださってありがとう。つぎに書評のスペースをくださった編集者諸氏にありがとうといいたい。 この本の狙いは図書館と著作権とのかかわりについて、その現状を整理し、その課題を示すことにある。・・・(以下、略)

   
    名和小太郎                                       さらに   著作リスト へ            トップペ−ジへ